園芸を楽しむすべての人に

なぜ庭?5

日々の生活のなかで、自分が生かされている、という実感はほとんどなかった。

山の登り坂でとうとうへたばってペダルから足がこぼれて立ち止まる。

地にがっしりしがみついた大木からは爆音が聞こえてきそうだ。

でも辺りは静寂に包まれていた。

聞こえるのは吸っては吐く自分の呼吸音だけだ。

そのとき感じたことは忘れない。

星が生まれて何億年と連なる長い長い歴史のなかで変わらないもの、つながっているもの。

森羅万象は命の旅で最期には  空気  になるんだということ。

存在は決してこの地球からはなくならない。

長いサイクルのなかでカタチを変化させ、

いずれ空気に溶け込んでいく。空気に混じる、空気になる。

僕はいま、過去の膨大な連鎖の賜物を 吸っている。

自分の命をもって、この星の過去のすべてを取り入れている。

自然も虫も人も動物も恐竜も、すべてが混ぜこぜのブレンド空気だ。

深い木と空の境目を見上げながら、うれしくなった・・・

つづく

よっぺ


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